とろ

なんとかならないか考え考え日が暮れる

7年使ったMacbook

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2013年に購入してから7年間使ったMacBook Pro (Retina, Mid 2012)を買い替えた。

 

マシン的にはまだまだ全然使えるのだけど、タッチ部分が(おそらくバッテリーが膨らんだせいで)バグってきていたのと、もう7年目ということで壊れる前に、と思い。

 

思い切ったはいいものの、7年も使っているMacbookpro、流石に思い入れがものすごく、今非常にしんみりした気分なので自分の気持ちの整理としてMacbookとの思い出を書く・・・

 

 

 

私が7年前Macbookproを購入したのは、デザイン科に入って授業で必要になったから。

それまでiphoneしかアップル製品に触れたことはなく、Macへの憧れも別になかった。

 

届いた瞬間の記憶はもはや遠くてあまりないのだけど、表面のテクスチャーがめっちゃさらさらしてていいな~~と思ったのは覚えてる。

特に印象的だったのは、MagicMouse!!イラレを使うのに素晴らしいガジェットすぎて感動した!!指でなでるだけで縦横無尽に画面を動かせるの、今でもすごすぎてよくわからん

 

 

Adobe llustrator (CS6)を使うようになってからは、公私ともにめちゃくちゃに使い倒した。

 

当時フリーペーパーのレイアウトのバイトをしていたこともあり、一日のうち半分くらいはMacbookと一緒に過ごしていた気がする。

同人もしていたので、家用と学校に置く用に2つのペンタブを持つほど使い倒していた。

常に持ち運べるように、鞄を買う時の基準が「15インチのMacが入ること」だったもん。

結構重いんだけどな15インチMacbook….(2kgくらい)

 

 

 

Macを使って何を作ったかというと、本当に、ほんとう~~~~に、色んなもの・・・
 同人も、アルバイトも、ポートフォリオも、課題の絵本やレタリングも、  2色刷りのグッズも、名刺も、
友達との通話も、絵チャも、履歴書も、履歴書用の写真の加工も、サイトも、動画に挑戦したのも、全部Macと一緒だった。
 
 
Macとプリンターさえあれば、なんでも作れるのが楽しかった。
 
少し恥ずかしいフレーズだけど、まさに「世界が広がった」という感じ!
大体のものは、まぁイラレで作れるやろ!みたいな、そんな自信をつけさせてくれたんだよ、Macイラレは・・・・
80年代のデザイナーがMacに熱狂した気持ち、2010年代でも十分同じ気持ちになれた気がしたなぁ、これはアツいわ
 
 
私はもともと器用ではなくて、手作業でプロっぽいものを作るのは苦手なんだけど
イラレを使うと見せかけだけでも「ぽい」ものが作れるのがとにかくうれしかったなぁ~~魔法みたいよね

今見返すと当時作った作品って恥ずかしいクオリテイなんだけどさ、楽しく作ってたと思う(課題は嫌いだったけど)

 

 

 

 

社会人になってからは同人もせず、モノ作りから離れてしまい、一週間に一度も開かない日があるほどMacbookとの距離が空いてしまった。

 

見るだけならスマホで完結する世界になってはじめて、「普通の人ってそんなにずっとパソコンの前ですること・・・ないんだ!!!」と気付き衝撃だった。

自主的に公募やデザインコンペに取り組んでいる友人はいたけど、私は公募とか興味なくて・・・・

 

 

 

 

Macbookを再びいじりだしたのは、海外派遣が決まって、イラレの使い方を思い出すためにコミティアの原稿に取り組んだ頃。

久しぶりにイラレでレイアウトを組んで、レイアウトして、出力して確認しながらまた印刷された状態を想像しながら制作に集中して、

毎日23時までマクドで作業して、締め切り前に徹夜して・・・・という経験が久しぶりで

「あぁ、私モノ作るのが好きなんだ~~~~~」と実感できた。

 

neolant14.hatenablog.com

※これ作った時

 

あとこの時期ipadとApplepencilも買って、3年くらい描いていなかった絵も再開した。

絵を描くことの楽しさも、久しぶりに思い出した。

 

 

 
インドネシアでは、仕事で必要だったので四六時中ず~~~~っと一緒にいた。
 
高級品なので事務所に置きっぱなしにすることもできず、毎日2kgをリュックに入れて持って帰ったし、
壊れたら詰む(インドネシアにはアップルストア(正規)がない)ので大事に、大事〜〜に扱った。
あちらは暑い上、Macイラレフォトショを使うので鉄板焼きのようになるので冷却ファンを日本から輸入したり・・・
 
 
Macbookの充電器が壊れた時はほんと困った、だいぶ前のモデルな上、言葉も通じづらい中必死で探したり・・・
結局4000円くらいで購入した充電器は、正規品じゃなかったので大雨で事務所が停電・電流逆流の際 爆発して壊れた なんなんだインドネシア
 

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プールサイドでノマドの図 キラキラではなくしんどいよ

年末年始のコモド旅行の際も、記事の執筆作業があったのでリュックに入れて持ち歩いた。重いのに。

仕事したかったわけではなく、旅行行ってる間に万が一泥棒に入られたら、詰むからね仕事・・・・

とにかくそれほど気にかける存在だった。

 

インドネシアの写真整理も、活動報告も、日々の週報も、メールのやりとりもみ〜〜んなこのMacbookでやったなぁ

 

 

 

私は幸い(?)まだ親しい人も、ペットとかも亡くしたことがなくて、親しかった、思い出が詰まった存在を亡くすってどんな感じか実感がないのだけれど、

お別れしなきゃいけないときってこんな感じなのかなぁって・・・ 人間とMacbookは一緒じゃねぇというツッコミはね、あると思うが

 

 

新しいMacbookを注文してからずっと今の機械のことを考えてるんだけど、

私ほんとにこのMacbookが好きで、表面のシャワシャワした触り心地が好きだし、全体的に丸いボディも大好きで、

もし感情があるなら毎日撫でてあげてたと思う

 

ちょっと重いし、夏なんか勝手に暑くなって大変だし、たまに停止して焦るけど、基本的に私よりずっと賢くて頼りになって、電池の持ちも良くて、機械音痴にも優しくて・・・

そういう存在なんだよ・・・・Macbookの話だけど・・・・

 

 

新しいMacBookは、13インチと16インチで迷ったけど持ち歩きたかったので13インチ。(15から13になるの正直きついと思う)

カラーは迷わず、今と同じシルバー。

 

www.apple.com

 

今のMacbookのデータは丸々移植するので、

もう前機は売ってもいいんだけど・・・あまりに思い出が詰まってるので、売らないでおこうと思う

 

自分がこんなにモノに思い入れるタイプだとは思わなかったなぁ

次のMacbookとも色んなものを作りないな〜