2020年読んだ漫画感想
【ギャグ※ざっくり分類】
●かくしごと
良かった!!面白かった!!
12巻で完結というボリュームもちょうどいいし、「下ネタ漫画を描いていることを一人娘から隠し通す」という筋がこの漫画家ならでなの節が効きつつ、かなり一般的に読みやすいのでは!?という面白さだった。
久米田康史、今でこそ超売れっ子になったけど、下ネタ新人漫画家時代の苦悩から、有名・ベテランになってからの苦悩なども書かれていて面白かった 住居の話とか キャラデザの仕事の話とか
久米田康史の漫画はすごく文法が独特で、ついつい日常生活で使いたくなるようなたとえ造語がうまくて、一生レベルで記憶に刻まれる言い回しが多く、
例えば「かくしごと」で一番好きな回は「あだち密度」の回。
「あだち密度」とは何かというと「最近、みんなぎちぎちに充実させようと頑張りすぎ!(※ワンピースのようなぎっちぎちエンタメを刺して)!面白いけど疲れてしまう。脱力が大事。そう・・・・あだち充先生の漫画のような密度、あだち密度で行きませんか!?」
という話
いや、あだち充の漫画読んだことある人なら爆笑すると思うよ!?あだち密度
けど掲載誌マガジンだからね。
移籍後10年以上たっても元雑誌の作家コミュニティの話をする漫画家も許す編集も自由でいい
●波よ聞いてくれ
【ギャグ】 【仕事漫画】【既刊8巻】
勝手にサーフィンの漫画だと思ってたんだけど、北海道の深夜ラジオのパーソナリティ漫画だった。
ラジオパーソナリティ?地味なテーマだなぁ・・・と思ったけど主人公のキャラクターが非常に面白く、セリフのセンスがめちゃくちゃいいのでかなり笑いながら読んだ!セリフのセンスがとにかくすごい
とりあえず一話を読んでほしい 私、暴言を吐く女性が好きなんです
この漫画は、主人公もその周りも、「感情」で話すときは「感情を吐いている」という自覚をもっていて、「意見」をいう時は「意見」として、きちんと切り分けてるから、暴言でも安心して笑えるのよ
あと作者男性なのに、プライドの高い女性の描写がうますぎる。
ラジオパーソナリティの業界のこととか、仕事内容とか全然知らなかったので読むことで何となく理解できてそこもよかった
あと北海道行きたい
一話ここから読めます
●姫様、拷問の時間です
一話読んだら大体わかる。
捕らえられた騎士団長の姫が「目の前でてんぷらを揚げる」などの精神的拷問を受け、自白するパターンなんだけど・・・
この1本テーマでず~~~~~っと続けてて、しかも読めば読むほどキャラクターに愛着が沸いて面白くなってくるのがすごい。悪意の存在しない世界感もクセになる
1,2話読んだだけではわからないと思う・・・この漫画のすごさ・・・
今後の展開に関して一切の不安ないもん・・・春原ロビンソンはすごい・・・
魔王がクックックて笑うだけでおもろいからずるい
私は実は最初ギャグのノリがかっちり合わなくて、結構斜に構えて読んでたのだけど、今はかなり好き。だから合わなかった人の気持ちもわかる けど私は1年かけて好きになった
戦勇。もだけど、春原ロビンソンの漫画は一度慣れたらめちゃくちゃ面白い。。作者の善性に安心する・・・
●スパイファミリー
ということを友達に言ったら、「絶対好きだと思ったから意外」と言われたから弁解したんだけど、私は子供好きで、子供が主役の作品は好きだけど、子供が好きだからこそ子供が社会的役割として子ども扱いされてる漫画好きじゃないのかも・・・
●無能の鷹
1話がツイッターでバズってたので読んだ人も多いと思う め〜〜〜〜〜っちゃ面白い 好き!!!
ITコンサルで働く、見た目がすっごく優秀そうだけどポンコツな新人「鷹野」と組んだ鶸田くんのお仕事マンガ
IT知識皆無な鷹野だけど、堂々と発言するので相手が上手く勘違いして進むという構成で、本当に毎回面白い 女性誌だけど恋愛要素まったくない、淡泊に面白い漫画 大好き 多分ドラマ化とかすると思う
ギャグもめちゃくちゃ面白いんだけど、キャラクターがみんな人間味ありつつやさしいのも好き。ツッコミの切れがすごい
同僚(みんな名字が鳥関係)のコンプラ意識がすごくちゃんとしてて、上司が鷹野に「バカ」と言わないように人事総務の人が見張ってたりするシーンとか、あぁ~~~いい会社・・・となる
個人的に大好きなのが、カタカナ用語バリバリのIT制作会社との打ち合わせで、見た目から外資企業出身だと勘違いされた鷹野がネイティブ発音の「Apple」だけで切り抜ける話
この漫画、面白いだけじゃなくて、読むと「働く人間みんな頑張ってるな・・・私もちょっとはまじめにやるか・・・」とポジティブ気持ちになる 作者の善性を感じる(2回目)
大人になってよかったと思うこと、お仕事マンガ読めるようになったことだな
●極道主夫
勢いがすごい、勢いがすごすぎる
勢いだけが凄すぎて一冊5分で読み終わる
主人公がなぜ極道をやめて主夫をしているのか、そのあたりはまッッたく考えずに単純に「極道主夫」を淡々とやっている
多分この漫画、知能レベルに左右されず誰でも等しいレベルで理解ができると思う これは一種のユニバーサルデザインではないか
●テンバイヤー金木くん
●めしにしましょう
●やせましょう
実際に1年間で15㎏原料という成果もすごいんだけど、やせた後もむね肉やブロッコリーの呪縛に縛られている気がするのでダイエットすることについて考えさせられてしまう
●吸血鬼すぐ死ぬ
一言でギャグのテイストを言うと・・・「2000年代ジャンプ漫画のオールキャラギャグ同人誌」読んだことないのにめっちゃ懐かしい感じする。みんなの意見がほしいので読んでほしい・・・
読者がキャラを理解する前に、キャラギャグを真正面からかましてくるからそう感じるんだと思う。
●ハイパーミディ 中島ハルコ
バリバリ経営者の50代女性「中島ハルコ」が女性の悩みをばっさばっさズケズケ言う漫画・・・原作は林真理子の「最高のオバハン」 東村アキコがわっかりやすく漫画にした感じ
この漫画、私はすごく面白かった!母親にすすめたら3回くらい読んでた、ひねくれた女性にお勧め
名古屋のお嬢、バツ2独身(不倫恋愛中)、バリバリ経営者の中島ハルコが知識と経験と偏見が豊富かつバッサリ行くので爽快感ある 主人公は中島ハルコを観測しているフードライターのいづみ(38歳、10年の不倫恋愛歴)
苦労してきた人の主観100パーの発言だから偏見にまみれていても、別に嫌じゃないのよね
好きなシーン1
ハルコが、昔の失敗を振り返って「あの時私はまだ私じゃなかったから」というところ
好きなシーン2
中島ハルコ、医者と結婚した友達にめちゃくちゃ似てるんだけど、友達にこのシーンみせたら「(家まで行ってトイレ貸して~という男性相手に)その辺でしろ、は言ったことあるわ。」て言ってて、やっぱ地位がある男性はMみたいなのはある話なんやな。と思った
その子が結婚相手のお医者さんを射止めた理由、「勝手に男友達同士の旅行に同行した強引さ」だそうです
これは余談だけど、私の周りには東村アキコ地雷の友達がやたら多い
ただ、この漫画は東村アキコの良い所(絵がすっきりして読みやすい、漫画が上手い)が現れてるので読めると思う 相変わらず不倫経験者ばっかり出てくるけど・・・
かなり忠実に林真理子の原作を再現していて、東村アキコの雑な部分が出てないのでオススメ
東村アキコ嫌いな友達が、「和服で公の場に出てくる女にろくなんおらんねん」て言いがかりつけてたの、完全にこのタッグ(林真理子と東村アキコ)の話で笑った
●サバエとヤったら終わる
【ギャグ】 【恋愛】【既刊3巻】【LINE漫画で読める】
タイトルからわかる通り、ド下ネタ漫画
話のパターンを他作品で説明すると、、、「ど下ネタのからかい上手の高木さん」かな、、、
「汚い僕ヤバ」とも揶揄されてるのを見たけど、間違ってはないけど僕ヤバも綺麗か?と言われると綺麗では・・・なくない・・・?
くやしいけどめちゃくちゃ面白い、説明するより読んだ方が早いから読んで
男子大学生×ウザがらみ巨乳の話だととらえると「宇崎ちゃんは遊びたい!」と同じカテゴリなのかもしれないけどギャグが最高に面白くて・・・
しかしこの漫画に関しては絶対メディア化できないと思う・・・下ネタすぎて・・・
もっとみんなこういう漫画読んで頭空っぽになってもいいと思うよ私は
私は「サバエかわい~」となった一方で友達は「サバエかわいいけど女友達にいたら嫌」とリアルな感想を述べていた 人の漫画感想は面白いです
●僕の心のヤバいやつ
【ギャグ】 【恋愛】【既刊4巻】
陰キャ中学生が美少女(モデル)と恋愛する話(つまんなそうに書くな)
テンポよく面白い、 話題になるのわかる
なぜかというとギャグがちゃんと面白いから さすが桜井のりお
ギャグが弱かったら、単純によくあるSNSバズり美少女漫画だなぁ・・・と虚無になるんだけど、ギャグがちゃんと面白いから好き 大体下ネタだが・・・
ちょいちょい夢小説すぎるし、作者も「大好きなアイドルがいて、アイドルが中学の時クラスにいたら・・・と妄想して描いてます!^^」て言っちゃってるし(言うんかい、言うなよ、て感じだけど)けどギャグが面白いからオッケー!
「からかい上手の高木さん」と少し似た系統かもな~~とも思う、ただ「高木さん」は、私は西片になりたいと思わない(西片いいやつすぎるので私には荷が重い)けど、市川には俺たちはなれる。みたいな気持ちになり、夢がある。(山田みたいにオタクにやさしいモデルは現実には、いない)
●モトカレマニア
【ギャグ】 【恋愛】【既刊5巻】※6巻で完結
深夜にドラマ化もされた恋愛漫画・・・だけど恋愛漫画だと思ってる人もったいないくらい
バリバリギャグ漫画だった
まだ5巻だしめちゃくちゃ面白いので恋愛ギャグマンガ好きにお勧め
登場人物に感情ストレートの変人しかおらんくて面白い 私は感情ストレートが大好きです
主人公のユカリは、大学時代に付き合っていた「マコチ」と別れたあと、色々な人と付き合うけど、元カレ・マコチと比較してしまい中々長続きせず、「元カレ、実は最高の男だったのでは・・・」→脳内にイマジナリー元カレを住まわせ、精神のバランスをとる
という元々変な子。
転職先で元カレに再開するところから話は始まり、元カレ(不動産営業)にマンションの営業されて傷ついたり、新しい男性と付き合ったらその人も「MKM(元カノマニア)」だったり、全員 変
恋愛したいけどうまく出来ない人たちの漫画かな・・・
ギャグが面白いんだけど、人間性の描き方が丁寧で「なんかわかる・・・・・・・」と納得させられる 作者の世間の構造への恨みは垣間見える※作者ツイッター
私の友人に、ちょっとMKM(モトカレマニア)のケがある子がいて、「大学時代付き合ってた人と比較してしまって、長続きしない・・・」というので、そういう女性は結構いるのかもな、と思った 私がわからんだけで・・・
表紙のデザインとフォントがかわいいよね
●すみれ先生は料理したくない
【ギャグ】 【恋愛】【既刊2巻】【LINE漫画で読める】
まったく料理ができない保育園のピアノの先生、すみれ先生が、周りの「家庭的イメージ」のせいで料理を依頼され、挑戦してことごとく挫折する「料理マンガ」ならぬ「料理失敗マンガ」。
この漫画は、、、すみれ先生の料理できない描写が面白すぎる。
料理がある程度できる人にとっては、料理できない人がどこでつまずくのかわからん・・・て感じだと思うんだけど、この漫画読むと「なるほどね!」となる。
例えば、「ふきこぼさないように粥を煮る」という表現について、「どうやっても吹きこぼれるんですけど、吹きこぼれないようにって、何!?」とか、パスタをゆでる際に「パラパラうまく円にならない」→「端に折れたパスタに引火」→「あたふたしてるうちに吹きこぼれ」等
だけどもすみれ先生、苦手で好きじゃない料理に立ち向かっててえらすぎる
しかもちょっとずつ出来るようになるし
フリーのピアノの先生として生計立ててるだけでもえらいのに・・・・・
●酒と恋には酔ってしかるべき
【ギャグ】 【恋愛】【既刊6巻】
酒飲み30代独身女性が年下生意気イケメン後輩くんと社内恋愛したりしなかったりする話 だけど 私はギャグマンガだと認識している
この作者の漫画、ギャグが面白いから好きなんだけど、「勢いで好きな男性と寝てしまった、彼女でなくセフレルートに自分で行っちゃった〜〜!!xOx⇒実は両想いだった!」みたいなパターンが多いイメージなので、
この漫画はめ~~~~っちゃ進展しなくてびっくりです(どういう感想?)
ギャグが面白い 酒の知識はあまりつかない
●それでも町は廻っている
【ギャグ】 【日常】【完結16巻】【LINE漫画で読める】
めちゃくちゃ良かった~~~!日常系ギャグでは今年読んで一番良かったくらいかも
名作だと思う・・・
商店街の祖母がやっている喫茶店でメイドとして働く女子高生2人の話・・・というとつまらなそうだけど(失礼)
キャラクター一人ひとりがすごくリアルで、セリフの掛け合いが面白くて、日常っていいなぁ・・・となる漫画だった。
一話一話の満足感がすごい。LINE漫画で毎日2話ずつ読めて、その時間がすごく充実してたな・・・
ビジュアルの先入観で主人公、微妙にメイド服似合ってないなと表紙の印象から思ってたんだけど、
まさに「ちんちくりんな女子高生」という設定なので、読んで腑に落ちた
アニメのOPがめ~~~~~っちゃいいので観て
●少年漫画
●呪術廻戦
【バトル】
バトル面白いし、呪いがテーマだと色々条件設定頭脳バトルで大変そうかな?と思ったけどそんなことはなくサクサク読みやすかった
んだけど・・・なんというかアッサリした漫画だなぁ・・・と感じた
読みやすいし面白いし続き読みたいんだよ!?そうなんだけどなんというか・・・・味が淡泊というか・・・いや美味しいんだけど!
セブンのサラダチキンスモーク味って感じ 糖質制限されていると感じる・・・(食べ物で表現しようとせんでいい)
おにぎりの具とか、パンダとか、なんかこの見たことある感じ・・・何!?て違和感がない若いうちに読んだら多分印象も違ったんだと思う
あと高校生の会話なのにちょいちょい90年代前半生まれ世代の単語が出てきて気になってしまう 高校生、「椎名林檎かサザンか?」とか「スカルグレイモンに暗黒進化」て会話する? いつの高校生だよ
五条悟がまぁ強くてかっこいいのはわかるけど、そんなか!?そんな!?といまいち腹におちず、「五条悟そんなかっこええか?!?はたけカカシのが5倍かっこええが!?」といちゃもんをつぶやいたら、カカシ先生が大好きな大学の友達に「よく、、、よく言ってくれた!!!!!!TT」となぜか感謝された 悪口言って感謝されることあるんだ
釘崎ちゃんが全然ヒロインする気ないのが好きです もっと活躍してほしいし欲望だけ言うなら五条悟より強くなってほしい(ならないよ)
呪術があまり刺さらなかった人同士で「なぜ私たちは呪術が刺さらなかったのか」という話によくなるんだけど、一番腑に落ちたのは「呪術のギャグはギャグだと理解するのに時間がかかる。もっとストレートに笑いたい」という関西人の感想 わかる。になった 関西の笑いではない
●ダンス・ダンス・ダンスール
【スポーツ】 【芸術】【既刊20巻】
ピアノのように幼少期から鍛錬するようなクラシックバレエの世界で、中学生からプロのバレエダンサーを目指す男子の話。
スポーツ漫画としてアツい、面白い。あとスポーツなんだけど、芸術だからそのあたりの表現も上手い・・・・
改めて思うのだけど、マンガ内の観客が感じた感動や鳥肌を、音も動画も見えない読者にビシッと感じさせるってすごい技術だよなぁ
リアクションを全部セリフで説明するブルーピリ・・・とアクター・・・の悪口ですが・・・
「動き」や「勢い」が漫画の画面の白黒のコントラストの中で生き生きと伝わってきて、ジョージ朝倉まんがう、うまい・・・・てなる
だた、、、、、
主人公の性格がムカつく・・・・
陽キャでスポーツできるからモテまくるし結構いろんな女の子を自分の無配慮で泣かせとる・・・もちろんこれはジョージ朝倉の思惑だし、主人公のそういう部分は肯定的には書かれてない、精神的にも成長途中として描かれるから漫画として読む分には全然不快ではないんだけどなんで世間の女子たちこういう男子に惚れてしまうんだ!!!TT 俺にしろ てなる
主人公、頼むからモテるな
●ディエンビエンフー
【バトル】 【戦争】【全6巻】
ベトナム戦争で、日系アメリカ人の少年兵(非戦闘員)とベトコン最強少女のボーイミーツガール漫画・・・
ティム・オブライエンの「本当の戦争の話をしよう」を元ネタ?にしていて、絵はかわいいけど内容はえぐい ベトナム戦争をテーマにしてえぐくならない作品などないんだけど
ただ、ぐいぐい読ませる感じで面白い!キンドルアンリミテッドお試しで読む人にめちゃくちゃお勧めする
そして何より、絵が可愛い 絵が可愛すぎる
漫画の中身も、レイアウトが大胆で、このザカザカした絵柄に合ってて・・・絵が可愛い
東南アジアのあのごっちゃごちゃな感じと、このプリミティブな絵が合っていてすっごいおしゃれ
みたことある絵だな、と思ったら「陽だまりの彼女」のカバーの人なのね
いや・・・かわいいよね西島大介の絵・・・・・自由でのびのびとしてて見てて気持ちいし、絵が描きたくなってくる絵だ
村上春樹の味があるので、ノルウェイの森読んでて壁に投げたくなるほど合わない人には向いてないかも (私はノルウェイの森は壁に投げつけず読めたけど、げっそりした)
作者が取材のためにベトナムに何度も渡航した「アオザイ日記」も、海外旅行記とか好きな人は絶対ワクワクしながら読めると思う。
キンドルアンリミテッド で読んで!!!!!!!!
●2.5次元の誘惑
【部活】 【芸術】【既刊9巻】
高校のコスプレ部(?)の漫画
最初の方は露出が多すぎて、アプリでほとんど読めなくて笑った(※2021年4月現在はハートマークのモザイクがかかった、逆にえっちじゃない?て感じの修正版で公開されています)
えっちな絵は多いけどToLOVEるとかそっち方面じゃない でも規制は納得の露出度です
私のこの漫画の好きなところは、主人公たちが魂を燃やして追っている「リリエル外伝」という漫画が決してメジャージャンルでなく、ひと昔前のヒット作の人気キャラの外伝っていう調絶妙なラインなところ!! キャラクター各位にもこだわりが強くめんどくさいオタク性がよく表れてる・・・
私はリリエル=Dグレイマンのリナリー?と思って読んでるけど、読者それぞれの「リリエル」があるんだと思う どうですか
私自身、流行りジャンルに乗ってるだけっぽいオタクが苦手なのでそこらへん、ちょうどよくこだわりが強くめんどくさいオタクばかり出てくるので、ちゃんとしていますね。となりながら読んでる(氷月)
自分の経験に照らし合わせていうと、大学では周りにコスプレする子も少しはいたけど、大体男装だったから女性のコスプレイヤーてこういう楽しみ方なのね、と思った
私は衣装作ること自体は好きなので(大学時代ミュージカルサークルで衣装作ってた)もっと暇なときにコスプレ衣装とか作っておけばよかったなあぁと・・・
フレッシュプリキュアのキュアパインの衣装がめちゃくちゃ好きで、あの衣装をいつか作りたい!という気持ちを思い出した ものづくりってたのしいよね
●BEASTARS【完結】
【サスペンス?】 【完結22巻】
肉食獣と草食獣が共存する世界の高校で、ガゼルの同級生が校内の肉食獣に殺されて、犯人捜しをする・・・という所までは読んでたんだけど、完結したので残りを一気読みした
主人公に前科がついて高校退学してからの展開は面白かった!
というかめ~~~~~~~~っちゃBLだった・・・・・・・・・・
ヘラジカのルイとハイイロオオカミのレゴシがめっちゃBL いやこれをBLと言っていいのかというと、たぶん作者にブロックされるくらいBLで片付かない関係性ではあるんだけど、「これ、レゴルイの人息できる???」て思っちゃうくらいだった。近くにいないのに
後半はかな~~り人間社会の問題を反映した話が多くて酒飲みながら読むマンガじゃないな・・・という濃さだった(酒飲みながら漫画を読むもんじゃないよ) 問題提起漫画という印象
私は陸の生物とは全然違う価値観を持った海洋生物の存在が出てきたところが好きだったよ ぽよぽよのアザラシ
あと主人公の祖父がコモドオオトカゲなところでテンション上がった。かっこいいよねコモドオオトカゲ
ヒロインであるウサギのハルが最初の方マジで「これは・・・かわいいのか・・・!?」と脳内稟議だったんだけど 後半慣れました
関係ないけどズートピア2回目見たらジュディはめちゃくちゃかわいかったのでウサギがかわいいという前提は間違っていないと思う
●山と食欲と私
【アウトドア】 【料理】【既刊13巻】
山登り趣味の会社員女性が週末に山に登って、キャンプ飯を食べる漫画
この漫画の好きなところ、自然の描写がすっごくいい・・・・・
平日都市部で忙しく働く人が、自然を思いっきり堪能して癒される様子が
あと、登場する人がみんなリアル。
特定の家を持たず、気に入った山に小屋建てて暮らしをはじめてしまうような女性もいれば、人力車の運転手で、山で出会った女性とスピード結婚して地方移住する人もいれば、家電メーカー勤務のファッション登山入門男性もいれば・・・
山にはいろんな人がいて、それぞれの人生がある、的なストーリーを感じる
作者の視点が山好き・人間好きだからか全然嫌な感じに描かれていないし、みんないろいろ考えながら、働きながら、迷いながら趣味を楽しんでるんだなぁ~~と
作中では5しか描かれてないけど、読むと50感じることをできるというか それぞれの人生を感じるような そんな漫画 面白いよ!
●ほしとんで
【大学】 【芸術】【既刊4巻】【LINE漫画で読める】
めちゃくちゃ面白かった!面白い!この作者の漫画を初めて読んだけど、ほかの漫画で感じたことのない面白さで、でも安定感があって、すごい
「俳句ゼミの漫画」と聞いて、お、面白いのかそれ・・・!?と思ってたけど読んだら想像のはるか上を行く面白さだった。めんどくさいオタクに特にお勧め。
キャラクターの魅力はもちろんめちゃくちゃ良いのだけど、「創作する人たちの悩み」「創作することの幸せ」「感じたことを表現すること」について深く掘り下げられていて、「これこれこれ~~~~!!」となった 何と比べてではないですが
創作に関する感情って定期的に議論になるけど結局それってひとそれぞれで、けどそれぞれが考えていくことは必然なのだと思うよ・・・
物語の舞台である「やし芸」が創作上の大学なのがいい 実在の大学名出して深みのない創作の話をして売れてる漫画もあるのに・・・(もう嫌味やめな)
一般人にはわからないポイントでもりあがるオタク2人が愛しい全員楽しそうで好き・・・
●Artise アルティスト
【海外】 【芸術】【既刊6巻】【LINE漫画で読める】
この漫画はしみじみと良かった・・・おススメ しみじみ良い
まず絵がうまいかわいい味がある 最高 絵が最高
嗅覚が犬並みに良いけど自信のない料理人が主人公の話。
ただ、料理人が主人公というよりは主人公の周り、パリの街で生きる様々な人(アーティスト)の話なのかなと思う この漫画の魅力説明し辛いのだけど、本当にいいんです 人間ってみんなそれぞれ違う考えでそれぞれ悩んだりやりたいことを抱えて生きてるんだなぁと肯定的な気持ちになるというか・・・
この漫画好きな人と「ね~・・・この漫画いいよね~・・・」ってコーヒー飲みながらしゃべりたい感じのいい漫画
●神の雫
【ワイン】 【芸術】【完結44巻】【Kindle Unlimited】
超有名なワイン漫画がキンドルアンリミで読めたので読破した。面白かった〜〜〜〜〜〜!!!
ワイン漫画と聞いて、大人向けかなと思ったけどぜんぜん、ワインのホビアニだった。
※作画は劇画です 絵めっちゃ上手い
いやでも、主人公の父が偉大なワイン評論家だし(コロコロ漫画でみた) 異母兄弟とワインバトル(ワインバトルって何???)するんだよ ホビアニじゃない?
ワインって、数十万するワインとかの難しい話をしそう・・・と思ってたんだけどそんなことはなく、主人公は偉大なワイン評論家の息子にも関わらずワインには興味がなくビール会社に就職し、ワイン事業部に異動したばかり。
ワインバトル(ワインバトルとは??)と、ワイン事業部として一般向けに販売するワインセレクトの話なので、お手頃に変える美味しいワインの紹介もあり楽しかった
基本的に、ワインを飲んでその味や印象を表現する・・・という漫画 ワインにも、芸術にも興味が出て本当に面白かったよ〜〜〜
また主人公の異母兄弟のライバル役が面白くて、ワインの味を探しにモンブランに登ったりゴビ砂漠に行ったり、こいつだけ世界観がプリパラ あと時々島耕作になる(行きずりの女性と寝る)
●ダンピアの美味しい冒険
【歴史】 【冒険】【既刊2巻】
16世紀大航海時代、イギリスとオランダがバチバチやってた時代の冒険者「ダンピア」を主人公にした冒険漫画。
絵がかわいいしセリフのセンスがいい あとめっちゃロマンがある め〜〜〜っちゃ好き
このマンガがすごい!に入賞してびっくりした おめでとうございます
大航海時代の、新しい土地で見つけた生き物を食べてみたり、その時の感情の赴くまま進路を決めたり、この当たり前に病気で人が死んで、人生に計画なんてなくて、世界にはまだまだ見たことのない部分があって・・・という当時の船乗りのワクワク感がリアルに伝わってきて良い
当時って今と全然死生観も、人生計画も違って、ワクワクに指針を合わせるのも、すぐ死ぬ確率が高い危険なルートを選ぶことも、現代より身近にあったのかなぁと
あと、私は人間の知識欲!!!みたいなのが好きなので
この漫画は唆る
それにしても・・・絵がほんと~~~に上手い・・・全コマおしゃれ・・・・
●メタモルフォーゼの縁側
【ドラマ】【完結5巻】
なんとなく周りになじめていないBL好きの女子高生と、80歳の一人暮らし、書道教室をやっているおばあちゃんがBLをきっかけに仲良くなる物語・・・
とシンプルに書いてしまうと少し内容が想像できるような印象を与えてしまいそうで嫌になるくらい、丁寧でいい話だった
終わり方がすごくストン・・・て感じでね、いい よかった すごくよかった
ちょっと前向きな風が吹く終わり方 いいなと思う 二人が好きなBL作家さんがこっそりイベントに来て、主人公の本を買って元気が出るシーンが好き
私こういう系の漫画いい!!と思うのにうまく言葉にできないネ・・・・
●ミスター味っ子
【グルメ】 【完結(何巻?)】
将太の寿司の、ジャンルが「寿司」じゃなくて「全料理」版(全国民将太の寿司読んでる前提で紹介)
キンドルでセール価格だったので買った。面白かった___
町で定食屋をする天才料理人中学生、陽一が色んな料理バトルをする漫画 将太の寿司もだけど、単純に面白〜〜〜〜!サクサク読めてしまうのよね・・・展開わかってるのに・・・
味とか素材の説明がちゃんとしてるんだよな~~ 食べ物の話は純粋にワクワクするよね
ミスター味っ子は「料理」という広いジャンルだからテーマの料理自体(カレーとかラーメンとか)への工夫が審査事項になることが多く、食べた時の審査員のリアクションは将太の寿司に比べると薄め(というか普通の料理漫画)
「味皇様」という、なんかよくわからないけどグルメ界の重鎮がいてとにかくえらい。
一方、「寿司」に絞った将太の寿司はやはり様子がおかしかった 焼きたてジャパンもパンに絞ったからリアクション漫画になったのかな・・・
●ゆるキャン△
【グルメ】 【既刊12巻】
ゆるキャン△は実はアニメを見ていなくて、なんか流行ってるなぁという印象でキンドルで手に取ったんんだけど・・・
漫画読んだら女子高生がお小遣いでキャンプ用品をそろえようとする描写が多くて新鮮だった。
高いよね!!キャンプ用品!!人生に余裕ある人間に対して販売されてるよねあれ
その価格帯の中で、高校生が小遣いやバイト代でやりくりする様子が楽しい
しかし自然の中でくつろぎたいだけなのになぜそんなにお金がかかるのか・・・(これはただのぼやきです)
あまり「この漫画が流行ったのはこの時代のこういうニーズがあるから〜」とかいう言説は好きではないんだけど、ゆるキャンは今の時代の窮屈さへの抵抗などにガチッとあって流行った感じがする 私もそうだけど、都会に住んでても自然が好きな人は結構多い 人それぞれ
ゆるキャン△のいいところは、読んでるだけでほどよくキャンプした気分になるところ。キャンプ趣味に走ることもできるしアニメ見るだけでも楽しめる。
白黒だと挑発キャラの区別がつきづらいのは漫画タイムきららあるあるなのでしょうか
私は海キャンが好き!!!!
●カルバニア物語
【ファンタジー】 【完結(何巻?)】
チキタ★GUGUの作者の現行連載漫画。といっても1990年代からCharaで連載していて、年季がある(タイトルのフォントに)
中世ファンタジー的な世界で、王国初めての女王になった天真爛漫な少女タニアと、女性貴族のエキューという幼馴染二人の日常漫画(?)ファンタジーの日常漫画。
男性社会で女性がリーダーになろうとした際の諸々がテーマになることは多いんだけど、
作品の主題ではなく・・・男性側と別の部分で分かり合えたり、決して単純な対立として描いていなくてTONOさんは天才だ・・・と思った
いや、でもこの作者の漫画ほんと信じられないくらいキャラクター名が覚え辛いんだよ
漫画はめちゃくちゃ面白いのに・・・(作者も名前は完全にテキトーにつけてると言っていた)
チキタGUGUは本当に名作なので読んでください
【その他恋愛漫画??】
LINE漫画を読んでるとあまり自分からは読まない漫画がリコメンドされるので、普段読まない恋愛漫画を読みまくってしまう
ライン漫画は1日1話無料だったり韓国の漫画が読めたりシステム的にいい感じなので週一くらいで読むのだけど、他の漫画アプリと違って面白いところは、自由なコメント欄かなぁと思う
特に恋愛系は、「へ〜〜〜そう感じる人がいるんだ・・・」という学びが多くて面白い コメント欄含めてのエンタメだと思ってます
●私は整形美人
韓国の少女漫画。
すっっっっごくおもしろかった。本国でもドラマ化されてて人気のようで、キャラもギャグも面白かったので超おすすめ!!
主人公は容姿コンプレックスを抱えていて、大学入学を機に大改造し整形美人になったものの、「整形だよね」と後ろ指をさされているような気がして、自分に自信が持てずにいる女性。
ただ容姿への自信以外は「香水が好きだからその業界で働きたい」という夢を持って進路を選んでいて、性根がちゃんとしているし倫理観もあって良かった。
韓国だけでなく日本にも通じるルッキズム問題をいろんな側面からかれいる部分も面白い。
エンタメ漫画でもあるけど、この作者は社会問題をしっかり考えてるよね・・・
ライバルキャラ?の穂波はいわゆる「天然美人」で、整形美人の主人公に嫌がらせ(?)をするんだけど、その心理も回収があって納得できる
ちゃんと面白いし、単行本だと10巻くらい?のボリューム感で読みやすいと思います
男性にも読んで欲しい系よ・・・勉強になるよ・・・
あと、LINE漫画の韓国作品の中では日本語訳が自然で違和感なく読める(もともと韓国の漫画だけどキャラクター名や地名が日本に直されている。日本でチューハイやビールの存在が韓国の酒チャスミルになってるけど)
この作者の連載中作品「女優失格」 も読んでるけど
こちらは韓国芸能界の闇を描いていて暗いけど面白いです
●女神降臨
めっちゃCMやってる韓国の少女漫画。内容はメイクで大変身するオタク女子がイケメン2人と恋愛する話 それ以上でもそれ以下でもない ジーマーで!!!!!
私は整形美人は割と社会問題テーマだったけど、こっちはマジで少女漫画!!!!エンタメ!!!
が、この漫画・・・・絵がめちゃくちゃに上手いのよ・・・・・・・・・ド丁寧 わけわからん 更新ペース早いのに、瞳孔まで描きこんでて、「韓国、何?!??!?!?」でなる 謎
韓国の漫画、1話ごとにしっかり話の長さがある上、フルカラーイラストなのでマジでどういうスケジュールで描いてんだ!?と思う
余談だけど、ちょっと前「鬼滅って中国でも流行ってるのかな」と調べたことがあって、結論から言うとそれほど流行ってはおらず、理由としてあげられていたのが「中韓ではフルカラースマホ漫画が主流で、白黒の時点で読む層が少ない」という説を見て(真偽はしらないです)「そうなの!?」と思ったんだけど、確かにこの作画クオリティが標準になってたら、いくら内容が良くても見る母数が少ないのかもな、と思った 私の母も金色のガッシュは絵が汚くて読めないとか言ってた そういう人たちも多いんだなぁ
内容の話をします
面白いんだけど、大衆エンタメ特に漫画で伝えたいことはない感じ。うん。
主人公がメイクで大変身するからといって、韓国のルッキズム社会を批判するわけでもなく、アイドル文化、ネット中傷を批判するわけでもなく、単純に美麗絵でイケメンと恋愛する話。エンタメに振り切ってて気楽に読める。(ディスってない!ちゃんと面白いよ!!)
ただ、コメント欄の治安がいい。
2大王子、神田派と優派がコメント欄で争わず、自分の推しのターンで行儀よくキャラを応援しており、ほっこりする(何目線で読んでるの?) 一般人、こういう感覚で漫画読んでるんだ!てほんわかした気分になるので オタクにオススメです コメント欄までがコンテンツだと思う
最初の方は日本語翻訳が微妙にたどたどしくて、インドネシア人の日本語できる友達の日本語を思い出していた(ディスではなく、あぁ、日本語を第二言語にするとこうなるんだ、と)
●再婚承認を欲求します
絵がうますぎる韓国漫画②
西洋ファンタジードロドロ恋愛?漫画なのでドロドロ漫画スキは読むべし
幼馴染同士で結婚した国王と貴族の女王の間にふわふわ無垢系の元奴隷の女性が現れ、国王がその子を側室に迎え入れて・・・という話
こういう、「ふわふわした貧民が女王にいじめられる構図だけど実はふわふわは腹黒」みたいなのは最近の漫画ならではの切り口だと感じる(昔もあったことはあったのかも)
私はね〜〜〜〜欲望に忠実に行動する女の子嫌いじゃないのでラスタ(ゆるふわ腹黒側室)も救われて終わって欲しいよ
コメント欄の治安が悪くて面白い
●偽装不倫
東村アキコの漫画で、30まで何となくフリーターで生きてきて、姉が結婚・家を建てたタイミングで「フリーター彼氏なしの自分、やばくない!?」と焦り、旅行先で出会ったイケメン韓国人に惚れて、見栄で「既婚」と嘘をついて恋愛する話・・・・・・・なんだけど・・・・
初対面の人に対して「見栄で既婚という」は1000歩譲ってわからんでもないんだけど(わからんが、歩んできた人生によって異なるんだと理解した)、恋愛対象として見てほしい相手にも「既婚」という嘘をつくところがマジ、分からんな!?!?!?!?となって面白かった。
なんというか、東村アキコの漫画読んでたらよく「既婚者はモテる」「バツイチはモテる」とかいう「そーーーなの⁉︎⁈⁉︎」(ビュティ)になる初耳概念がよく出てくるんだけど、ビュティ突っ込みしてるの私だけなのかな、世間の大人は「そうだよね〜」なのかな、ホビアニ好きにはわかんない説明して欲しい
ともかくまぁ、「彼(韓国人年下幸薄イケメン)は不倫だと思ってるから私と遊んでくれるんだ、本命だとわかったら重くて離れられてしまう」という感情がわからなくて・・・
「何・・・!?な・・・何!??!!?言えばいいじゃん・・・!?そういう話じゃないんか・・・!?!?」と困惑しながら読んだ。
展開が遅いし面白くはなかったけど勉強になった
●リメイク
百貨店化粧品BAさんのお仕事マンガ。読むと基礎化粧品への意識あがる。
私は主人公が思いを寄せてる課長が、どう見ても作画的に40代で、途中まで「これ不倫漫画??」て思って読んでた(全然違ったし課長はもうちょい若かった)
主人公が思わせぶり(?)な態度取ってしまった男性が微ストーカー化した時、通報!とか成敗!とかじゃなくて、主人公が「あいまいな態度を取って申し訳なかった」てビシッと謝罪するシーンがあんまり普通の少女漫画にない展開で、いいじゃんと思った
関係ないけど百貨店お仕事漫画だとリアル・クローズが好きです
●永妻花はマッチングしたい
マッチングアプリで結婚したい我妻花ちゃんが色んなアレな男性と出会って別れるを繰り返す漫画。
こういう「いろんな男性と出会って別れてを繰り返す少女漫画」は新しいのでは!?
一人の男性と出会って別れるまで、3~6話なのでサクサクと展開するのだけれど、その間にしっかり本人が恋に落ちているので、よくあるマッチングアプリ悪口・失敗漫画でない。
結果的に別れることになる男性も悪人としては書かれていなくて、「いるいる、こういう人・・・・」という感じで絶妙な、作者の観察眼の鋭さを感じる
コメント欄は、主人公への批判、男性への批判、自分の恋愛経験談が入り混じっており超カオスな女子会と化している。私は主人公が前向きでポジティブなので応援してる かわいい
感情通りに行動する女の子好き〜!!女児向けアニメの主人公!!!
恋愛が大好きな一般人の女子会に混じってる気分になって楽しいです
●番外編・まんが日本の歴史
私は日本史が信長協奏曲のサブロー(明智光秀が何したか知らないレベルで織田信長として戦国時代に転生した男子高校生)?てレベルで抜け落ちてて、やばいと自覚したので、コロナの機会に勉強しました 小学館がステイホームの小学生のために無料開放していたんです ありがとう・・・(社会人)
しかし、日本の歴史が壮大すぎて、読破するのに4か月かかった・・・・・すごくよかった、流れが分かりやすかった
読んで、歴史以外の観点でいいなぁと思ったのが、専門家達の綿密さを感じたところ。
諸説あるところとかは※がついてて、これが「責任をもって情報を発信するということか・・・・」と実感した。
最近はYoutubeの中田大学等、「わかりやすい歴史解説動画」において専門家からの「怒られ」が発生してる世の中だからこそ、地質調査から携わる専門家たちが、全員「これなら、通してヨシ」とする骨太な作品の良さを感じた。発信する側の責任感をね、感じるのよ 読む方も気合が入るよ(だから4ヶ月かかった)
あと日本人、どの時代も税に苦しんでいる様子だったので、現在自分へ課せられている税への憎しみが一時的に緩和した