とろ

なんとかならないか考え考え日が暮れる

ワンピース全巻読んだら思ってた漫画と違った

産休中によむぞ!!!とだいぶ前から考えていた「ワンピース全巻読む」をした感想

ネタバレなしです

 

ふわふわ知識でやってきてたけど、ちゃんと読む前と読んだ後で印象だいぶ変わった漫画だった

読んだよかった!ワンピースという概念を理解できた!

 

予備知識としては、10年前にアラバスタ編(20巻)まで読んだのと、インペルダウン編だけ本誌で読んでて、それ以降はさっぱりなので、フランキーやガイコツは名前だけ知ってる…というレベル

 

読んで良かったとは思うんだけど、めちゃカロリー高かった…

とにかく一冊の情報量がすごいので、1日3冊ずつで計1ヶ月かかった

 

⚫︎思ってたのと違って驚いたところ

 

ヤンキー漫画ではなかった

 

とても失礼ながら、ワンピースって「マイルドヤンキーが好きなスカッとするバトル漫画」という印象があり、割と単純な話だと思ってたんだけど(ヤンキーじゃなくても好きな人はいるとは理解しつつ…本当にすみません)

実際ちゃんと読むとかなり複雑!!!で、

考察好き用漫画!!!というのが驚きだった

 

ルフィと麦わら海賊団の冒険を描くストーリー、というより尾田栄一郎の頭の中にある壮大なワンピース世界のいくつもの時間軸の中から、麦わら海賊団軸を見ている、という方が近い

膨大な歴史の読み解きが必要

 

知的に難しい、と言うより、とにかく話に絡む情報量が多く、脳を使う

長編(5-10冊くらい、本誌では2年分くらい?)のたびに一度に三軸くらいのグループが動き、最後はそれらが大乱闘になって宴して終わるんだけど、

絵も文もキャラも背景も情報量がとにかく多くて、複数の情報を同時に処理する能をかなり使わないと読めないし、頭の中に今誰が何やってるのか入れておかないと余裕で振り落とされる

 

まぁ基本は3グループぐらいの話が並行して進んで、ゾロが強いサブキャラをボロボロになりながら倒して最後にルフィがボスと戦って負けて最後に勝って宴するんだけど

 


ワンピースが看板漫画たり得てるのは、それだけワンピースを真面目に読んでる人が多いと言うことなのでマジですごい!と改めて思った ワンピースがすごいのは当たり前として、読者もすごいわ

ワンピースを読んでる中高生、ヤンキーは絶対性格真面目だよ…

 


ワンピースは、ジャンプ本誌に「今どういう状況か」を説明してくれる解説コラムがたびたび入っていた記憶があるんだけど、それをみて読み解きながら読んだり、新刊が出るたびに既刊を読み返した上で読むのが正しい読み方なんだろうな〜と思った

新刊出るたびにふくろう通信片手に思い出しながら読むハリーポッターに読後感は近い

 

確実に、勢いで一気読み!に向く漫画ではない!

ワンピースに取り組む時は3ヶ月くらいかけるつもりで取り組んだほうがいい

 

まぁ、まとめて読むにはどヘビーなんだけど、その分1冊の情報量がたっぷりあるので、「他の漫画は買ってないけどワンピースだけは新刊が出たらコンビニで買って読む」という人が多いのも納得した

ハリーポッターの新刊を楽しみにしていた小学生のような感覚なんだろうなと思う

 

「ワンピースを読むためのワンピース専用公式アプリ」というものが存在することを最近知って笑ったんだけど、必要性はわかる

ワンピースって一般の漫画アプリで他の漫画と並べて読む相性わるいんだよ、頭使うから

 

アプリを調べたら「ワンピースアプリおすすめランキング」が出てきた ひとつの漫画の規模じゃない、、

 

 

app-liv.jp

 

⚫︎ワンピースという漫画の凄さ

 

作品全体を通してすご〜と思った部分とは別にワンピースという漫画のすご〜な部分を箇条書きで

 

⚫︎尾田栄一郎、お絵描き化け物

本誌で読んでいる時は基本絵がこみごみしている、書き込みがすごい、というイメージだったんだけど

あの絵の量を週刊で描いてるだけでもヤバいのに、単行本にも塗り絵とかいって集合絵をかきおこしたり、表紙もやたらキャラがいたり、絵の分量がとにかくヤバすぎ

絵を描くのめんどくさいとか思ったことなさそう それを飽きずに30年近く続けてるんだから本当にヤバい

お絵描きモンスターかよ

塗り絵コーナーのレベルの集合絵じゃない


絵だけじゃなく読者との質問や、投稿コーナーも106巻同じ熱量で続けてるのがすごすぎる 尾田栄一郎の体力と気力、常人の十倍はあると思う

 

⚫︎新規に読まれてる

 

フィルムREDのヒットによって「ウタにハマってサブスクでアニメ全話観た!」みたいな女子小学生の新規ファンがいたりする、と言うのを聞いてビッッックリした

 

漫画の無料公開やワの国編終了の盛り上がりによって大人の新規が増えるのはわかるんだけど、

20年以上やってて100巻以上出てる漫画って私が小さい時はこち亀くらいしかなく、大人の漫画というイメージだったので

今女子小学生が楽しめる漫画として続いてるのがスゲーすぎる コナンとかも人気だし単純に今の女子小学生がすごいのかもしれないけど……

 

 

フィルムレッドは、ワンピースにわかでも観れるは観れるけど、ワンピースの漫画を読んで「ワンピースの長編のノリ」に慣れて素養を作れた人が楽しめる作品だと思いました

 

 

⚫︎マブイ女が出る

 


尾田栄一郎の描く長編ゲストの女の子がみんなちゃんとマブくてすごい 

私はハンコックとしらほしちゃんとロビンが好きよ

 

 


⚫︎世界で愛される

 

インドネシアに住んでた時、屋台の店番の少年がスマホでワンピース(違法視聴)してたことが印象的だった。

3年ほど前Twitterのトレンドをインドネシア設定にしてた時も、毎週金曜日に必ず「one-piece」がトレンドに入っていで、本誌違法早バレ、、と思いつつも、長寿連載なのにいまだに人気なのがすごいなーと思った

 

みんなあの膨大なストーリーの読み解きを出来てるんだろうか

 

⚫︎ワンピースを好きになったか

 

ここまでワンピースすごいすごいと言っておいて、私がワンピース大好き!てなったかというと、そうはならなかった(読む前よりはだいぶ好きになったけど)

面白い漫画だと思うし好みもあると思うけど、単純にこの漫画のデータがデカすぎて、容量的に脳に入らん!ってなった

 

 

この歳になってだんだん理解してきたんだけど、楽しいものを無制限に楽しめるかというとそうではなく、5つのソシャゲを同時並行できないように

連載中の漫画を読んで、その漫画を頭の中に置いておけるかというと、脳の空き容量と相談、になる


そしてワンピースは容量がデカすぎる

 


同じ長期連載漫画でも、コナンとかは、覚えておくこと割と少ない(主要キャラと組織関係のみ)ので脳の中にスペースを作れる気がするんだけど、

ワンピースはマジで「このデカい話今脳に入らん!」と思った

 


そういう意味では、小学生とかの方が空き容量がデカいのですんなり入るのかなと思った

 


でも読んでよかった、というのは間違いないし、完結したらまた読むかな…いつ完結すんねん

 

⚫︎所々の読んだ感想

 

・ルフィのこと勝手に感情不明の主人公だと思ってたけど全然感情あった

・トラファルガーローが受けすぎる お前は海賊としててっぺん取りに行く気があるのか?医者だったんですか

・ワンピースにパンチラがないのはなぜですか?という質問に尾田栄一郎が胸が好きだから!!と回答していて陽キャすぎてひっくり返った

・ビッグマムが人間なのかバケモンなのかわからなくてひとりだけ異常に面白い

四皇それぞれそれなりのリーダーシップで仲間を率いてるのに、ビッグマムだけ異常な繁殖という手段で仲間作ってる部分もヤバい

・2年後でもウソップが大して強くなくて良い

・ドフラミンゴのこと勝手に味方だと思ってたらド敵だった

・仲間になってからロビンが常に楽しそうで嬉しい 私はロビンの幸せを願ってる

・ワの国編面白かったけど、ルフィがまともに戦いに入るまで本誌で2-3年前座の話をしたと思うと長いな

・チョッパーの強さが1番よくわかってない

・サンジ結婚編よかった プリンちゃんのひっくり返り方もすげぇけど決断から行動までがはえ

・キャラデザ全体的にすごいけど、デッカくて強い海軍のオッサンのキャラデザがオシャレなのがすごい

・しかしデッカいおじさんキャラ、演出としてデカいのかと思ったら実際の設定で700センチとかあってリアルなんだ…て思った 船の中、暮らしやすく設計されてるのかな

・基本公権力が弱く、みんなすぐ海軍に逆らうな 乱世

・しらほしチャンがかわいい

・サボはプペル(プペルではない)にみえてしまう

 

 

コミティアでのインドネシア本メイキング・ふりかえり

23年5月のコミティア144に参加し、下記のような本を出しました

感想と、自分振り返り用のまとめ記事

バインダーの中に

紙が色々入っている




 

 

 

制作の目的

①2019年〜2020年過ごしたインドネシアでの経験を、なんらかの発信物にして自分なりにまとめたかった

インドネシアの良さをみんなに知って欲しかった

 

今は3年前のことを色々思い出せるけど、どんどん私の記憶も薄れていって

自分が「昔1年間インドネシアにいただけの人」になるのがもったいないなと感じたし

当時どう感じたか、今振り返って何を思っているのかを形に残したいな〜〜と思っていたので帰国した当初から、何かを作るつもりではあった。

 

ただ、イベントに申し込んでからでないと本が作れない人種であるが故に

コミティアがコロナ以前レベルに復活するまで待った結果、3年という期間が空いてしまった・・・

 

内容について

すべて手製本の都合で40部くらいしか頒布しておらず、ありがたいことに完売し再発行の予定も特にないので

内容をここにもほぼ記載

手にとっていただいた方、会場で「かわい〜〜!」と言ってくれた方、フォームから感想くれた方、SNSでの感想等本当にありがとうございました!!超嬉しいです

 

①表紙(バインダー) (印刷所:レトロ印刷 仕様:ツヤプリ2c 用紙 クーヘン)

留め具はAmazonで買ったシール

カッターで切って貼ってバインダー仕様に




スジ押し加工(折り目加工)したら半分に切れてしまったようで50部注文したところが

40枚くらいしか使えるものがなかった・・・みんな小部数なら自分でスジ押ししようね

 

②4コマ漫画(インドネシアの暮らし)(印刷所:レトロ印刷 仕様 2c(全ページ色分け)

表紙 b6

4コマ13本くらい 唐突に終わります


③かわいいものシール (印刷所:
おたクラブ 仕様:ハーフカットシール)

ハーフカットシー

インドネシア料理 (印刷所:表紙・型抜き印刷ドットコム 中身 グラフィック)

バナナの皮 英語は合ってるかしらん

8pほどでインドネシア料理紹介

表紙と中身を別々で注文し、手でホッチキスで製本した。ホッチキスの芯も緑色のものをわざわざ使っています

 

⑤切手シール (印刷所:おたクラブ ハーフカットシール)

インドネシアの美しい風景を伝えたかったんや

⑥観光案内パンフレット (印刷所:グラフィック)

観光するところがありすぎるインドネシアの案内パンフレット

 

⑦乗り物と生活風景 (印刷所:型抜き印刷ドットコム)

旅行だけでは見えない、リアルな生活視点を伝えたかった

市場の活気とか好きなので


⑧帰国新聞 (印刷所:レトロ印刷)

コロナで強制帰国になったのでその経緯を新聞形式で

金インクを使ってカッコ良くなったけど、金インクはやっぱりめっちゃ手につくので

使い所は難しい・・・

 

 

冊子プラスバインダーにした経緯

①伝えたい内容が広かった

伝えたいことのカテゴリが広すぎて、一冊の漫画や冊子にするには

文字量が多くなりそうだったのでできるだけサラッと見れて、飽きないようにカテゴリ別に別冊子にすることに。

 

②紙ものが好きだから

旅行行った時とかにいろんな施設で紙パンフもらったりするやつ、

あれが単純に好きでワクワクするから!

あと今後イベントに参加できるかわからないので作りたいもん作り切りたかった!

 


作業工程

今回の原稿作業は大体こんな感じで進めた

今までイベント原稿は入稿前徹夜人間だったんだけど、

さすがに社会人としての数年間で「計画的に作り、見直しの時間を含めることこそがクオリティにコミットする」ということを学んだため

今回はかなり計画的にやった・・・・

 

進行に関するふりかえり

計画的に進めることのメリット

・クオリティの担保ができる

・超作業量が必要なもの(イラスト点数・p数が多いもの)が進行可能に

・進捗率がわかるので、安心感がある。プライベートの用事で1日書けない日があっても不安にならないのはとてもよかった。もちろん徹夜もしない。

・作業が細分化されているので、スキマ時間に進行可能

 

デメリット

・作業ゲー化する とりあえず描き上げること>1点1点へのこだわり になってしまうので

イラスト本などには向かないと思う

・安定して出せる、”自分の中に既にあるイメージ”の出力にとなり、新しい表現に挑戦しづらい

・分量の問題もあるが、基本空き時間はずっと作業することになり他の勉強や用事などがあまりできなかった。遊ぶ時間は取れた。

 

作業時間は大体2ヶ月間で120〜150時間くらい。(クリップスタジオの起動時間120時間、その他レイアウト、構想等30時間)

 

 

アウトプットに関しての振り返り

◎ブラッシュアップの時間が持てた(クオリティアップ)

前半は「とりあえず時間優先で作り」後半は「見直し・ブラッシュアップする」と分けたことがよかった

社会人になって学んでよかったことの一つに、

「初稿(最初に作ったもの)はほぼ必ず赤字を入れる必要があり、入れると良くなる」

がありますね・・・・

下記のように、最初とりあえず仕上げたものからだいぶ赤を入れた

ポップさがなかったので人物をマムアンちゃん風に

写真そのままな感じでイケてなかったので2色スタンプ風に



単なるSNSでの単発絵や、描いたら満足するものなら作ってすぐ出す、でいいんだけど、

紙で残るものは後から見て耐えうるものにしないと後悔するので

 

 

△反省点

●最後まで自分の絵に自信が持てなかった

二次創作と違い、オリジナルかつ特に漫画でもない単純なイラストを発信してこなかったので、SNSにサンプルをあげて反応があるまで「絵が下手、魅力がないのでスルーされるのでは・・・」と不安だった 心優しいフォロワーが反応くれてホッとした

ちなみに私は数字が全般的に苦手なので、サンプルをアップしてから1日くらいはSNSを見れない・・・

 

●色が似たり寄ったり

同一作者の脳から出力している以上当たり前なんだけど

イメージではもっとバリエーションある感じの冊子になる予定だったのが

出来てみると全部私の絵じゃん(当たり前)になった

 

私の絵は「複合的に情報を伝える絵」であって、「単体でおしゃれな絵」ではないことを

改めて認識できたので、前者を強みとして可愛くて面白いものを今後も作っていきたいな〜〜と思った

 

●価格設定

今回イベントで400円で頒布したんだけど、理由としては、「無料にするつもりで作ったけど、出来たものが無料だと引かれそうな分厚さになったから」です 

 

印刷費用は6万くらいかかってるので普通に赤字、元から自分用に趣味で作ることが目的でついでに興味ある人がいれば読んでもらっている感覚なので・・・・

でもコミティアの他のサークルの頒布価格的に、400円でも若干浮いていたので

せめて会計しやすい500円にすればよかったというのは反省

 

久々のイベント参加感想

コミティアは4年ぶりだけど、本当に楽しかった!!

前回の参加はフリーペーパーということで、机に頒布物を置いてほぼ他のサークル巡りに時間を使ってたんだけど、今回は完売するまで席にいたので、

目の前を通る人の反応を見れたり、隣のサークルの人(フィリピンの元協力隊員)と話せたり、8年ぶりくらいにイベントらしい楽しみ方をした!

 

持ち込み編集部とかも覗いてみたけど、自分の冊子が何カテゴリなのかわからずに

真剣に漫画描いてる人がいっぱいですごい!!と感想を抱いて帰った

 

●今後について

インドネシアについては今回のもので一旦出力しきったので

また別の切り口からもの作りを作りたいな〜と思う

 

でも本当に、インドネシアに関する制作物を3年前からずっと出したい、出したいと思っていたのでやっと出せて本当によかった!

 

今後はインドネシア関連で仕事をしたいけどなんかないかな〜〜

探さないと何もしないまま終わるのことを知っているので悶々と考える日々は続く・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パラオの船の上でクルーズ6泊してきた

9月のシルバーウィーク、パラオでダイビングクルーズ旅行してきた記録

2年ぶりの海外旅行、久しぶりの南国でめちゃくちゃたのしかった~~
 
 
【ざっくりパラオについて】
パラオは、フィリピンの東の海に浮かぶ南国
ドイツ領⇒日本領⇒アメリ自治を経て1993年に独立した若い国。
人口2万人弱と、日本の地方の市町村程度の人口しかおらず
インドネシアなどアジア途上国の人口過密・密集具合と比較すると、驚くくらい整頓された国だった。
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パラオの一番の資産は、楽園と呼ぶにふさわしいミクロネシアの海の綺麗さ。私は透明なエメラルドグリーンの海が大好きなので最高だった。マジでモアナの海!
 
インドネシアも東の方のロンボク・フローレス島あたりは綺麗ではあるんだけど、
海岸のごみが多いので、このごみのない海は環境意識の高いパラオならではだなと思った。
 
【なぜパラオに行ったか】

船の人がドローンで撮った写真です
パラオを知ったのは中学生の頃。
当時ヘタリアの二次創作個人サイト勝手にパラオの擬人化キャラを作っていた人がいて
なんだこれ?となって興味がわいたのがきっかけ
その後ダイビングを始めて、ダイビングの聖地としていつか絶対行きたいと思っていた。
環境啓蒙活動の広告賞を取ったりしていたので、興味も沸いていた。
 
 
【1日目・成田〜グアム〜パラオ
パラオへの直行便は繁忙期でないと出ていないので、成田からグアムへ。
グアム内で7時間ほど乗り換えがあり、グアム空港は小さくて暇なので少しタクシーで足を伸ばしてグアムのショッピングセンターへ行った。

ショッピングセンターのフロアでダンスの練習してる 陽気

守られない著作権
 

フードコートのステーキ丼15ドル(2250円)

ビールのデザインがおしゃれだった
 
2日目〜5日目】パラオの首都コロールに滞在。ホテルへ
 
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今回利用したのはパラオパシフィックリゾート
日系の高級リゾートで、なかなか綺麗。

向こうに停泊している船にこの後泊まる

プライベートビーチが日本と段違いに綺麗でよかった。さすがパラオ

 
 
【5-12日目 船泊 ダイビングクルーズ】
 
私はダイビングが好きなので、数日間船の上で寝泊まりして、
朝から晩までダイビングをするツアー「ダイブクルーズ」に数年前から憧れていた。
この機会にえいやっと申し込んだ。
 

日程的に合った、アメリカ資本のダイビングクルーズ
Rock Island Aggressor(ロックアイランドアグレッサー)に。

元々は日本人向けのクルーズ船「龍馬号」を申し込んでいたんだけど、
催行人数不足関係でキャンセルになってしまったので・・・
オフシーズンなので通常50万円くらいのところを半額の25万円(6泊7日、ダイビング20本)で申し込めた。
※ちなみにこの価格は、ダイビングやりまくりプランとするとめちゃ安い

クルーも客も全員英語なんだけどまぁ、ある程度の英語力はあるしいけるやろ精神で行った。
 
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居室はこんなかんじで、2名+1名くらいが寝れそうなスペース。
電気も水・お湯もちゃんとあり、とても過ごしやすかった。
ただ電波は基本的になく(元々パラオは通信インフラが弱く、海の上は電波が入らない)
強制デジタルでトックスで、暇な時間は文庫本を読んで過ごした。
待ち時間によめて電池や電波の心配がないので、海外旅行に文庫本は必須
 
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2Fは談話室、本や飲み放題のドリンク(地ビールハウスワインもタダ)、食事提供のスペース。
 
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3Fはデッキになっていて、ハンモックでのんびり寝たり、デッキチェアで風に吹かれながらくつろいだり、
床で寝たりストレッチしたりのんびりと過ごした。
 
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ちなみに海外クルーズのイメージでチェアで日を浴びているイメージがあるが、
あれをするとパラオの陽ざしでは全身火傷するからしちゃだめよと言われた
 

チキン半身
食事は大体こんな感じで、毎日違う料理が出て美味しかった!
 

朝食は何も言わないとオムレツとパンケーキとハンバーグとハッシュドポテトいうフルセットがでる

 

【ダイビングについて】

一日中船の上で過ごし、ダイビングしまくる「ダイブクルーズ」というツアーの形式は、
何も海が好きだから海の上にいるわけではなく、ダイビングを最も効率的に楽しむための合理的システムである。※ダイビングはポイントに行くのに陸から船で10〜30分かかり、休憩などで陸に戻る時間がもったいない。
 
【1日最大本数※5本 潜るスケジュールはこうなる】
 
6時 起床・朝食
7時 ダイビング(1本目)
10時 ダイビング(2本目)
11時  昼食・休憩 
13時 ダイビング(3本目)
16時 ダイビング(4本目)
18時 夕食・休憩
19時 ナイトダイビング(5本目)
21時 疲れ果てて就寝
 
「クルーズ旅行」と聞くと、船の上で優雅にのんびりというイメージがあるけど
上記スケジュールは旅行っていうより合宿
 
毎朝、6時にベルで起こされ朝食開始。
ダイビングとダイビングの間は1時間休憩の時間だけど、基本水分補給と
疲れてデッキで寝てるか本を読んでいるかで、マジダイビング強化合宿だった・・・・
海軍の潜水訓練もこんなスケジュールなのでは?

 
しかし、ダイビングをやっている人にしか伝わらない部分は省いて言うと
パラオの海は本当にすごかった!



陸上でも地形を見るのが好きな私は、パラオの海の景観は壮大で大興奮。
そそり立った壁、ぞっとするくらい深い海、地球のダイナミックさを存分に楽しんだ。
 

イタチザメとコブダイ
パラオのすごいところは大きい生き物が多いところで、2m~3mのサメも見飽きるほどいた。

私は小3くらいの時「ディープ・ブルー※人間レベルの知能を実験で植え付けられたサメが逃げて施設内で人間が食べられる映画
を小学生の時に見て以来、2年くらい大好きだった和歌山の海に入れなかったくらいサメが怖くて、小学生だったら恐怖で死んでたなと思った

なぜか船に集まるサメ。落ちたらどうなるのだろう

 

海で見るサメは意外と攻撃性が低くて、周りの魚も全然襲わない。
捕食モードには遭遇したくないですね
 

パラオのすごいところ2
魚群がめっちゃいる
写真では伝わりづらいけど、大量の魚が群れになって綺麗に泳いでいく様は
何回見ても飽きなかった

ウミガメは何度見ても可愛い
私の大好きなアオウミガメもめっちゃいた。50カメくらいであった。
海底でのんびり寝てる子(コバンザメ付き)や、一心不乱に改装を食べている子、警戒心が強くすぐ泳いでどこかに行ってしまう子など
どれもめ~~ちゃかわいかった・・・
 

ちいかわ

パラオで見たマンダリンフィッシュが超可愛くてファンになってしまった

 

パラオは沈んだ船や戦闘機をダイビングで眺められる。ファンタジックな体験だった。

夜は手にライトを持って潜る
夜も海に潜る。
ナイトダイビングはいまだに潜るたびにドキドキするけど
昼に見る風景とは全然違い、寝てる魚を観察したり
昼は見れない透明な幼魚が光に群がってきたり、とてもアドベンチャー感があって楽しい
また、パラオの海の上から見る星空はめちゃくちゃ綺麗で人生ベスト3くらいに入る星空だった
 
 
【その他観光①】ペリリュー島

激戦から77年経った、のどかな島
 
漫画ペリリュ― の舞台でもある、第二次世界大戦で激戦区となったペリリュ―島。
戦争当時の建物や遺跡が残っているということで、めったに見れないものなので行った。
日本占領前は1万人以上いた島民も、現在は300人しかいないらしい。

www.hakusensha.co.jp



現地の日本人の女性ガイドに半日案内してもらった。
 

77年もたっているのにこんなに建物が残っていることがすごいし、戦車もリアルラピュタのような朽ち方で、行って見れてよかった。

戦車
 

慰霊碑

慰霊碑


日本人の慰霊碑や天皇陛下が来た時の公園などは日本政府がお金を出して現地の人に清掃をたのみ、きれいに保たれているらしい。

凄惨な戦いがあったオレンジビーチ


アメリカ資本の船の中でも海外ドラマの「The Pacific Ocean」のペリリュー戦シーンが流れており、(こちらもかなり悲惨)
アメリカにとっても衝撃の戦地だったんだなぁというのが新しい学びだった。

 
【その他観光②】ジェリーフィッシュレイク
 
日本のテレビなどでパラオ特集をする際、必ず行く大人気スポットがクラゲだらけの湖、「ジェリーフィッシュレイク
 
↓こんな感じで、毒のないクラゲがいる湖で泳げるというレジャー

 

正直私はクラゲには興味なかったんだけど、中国人はパラオジェリーフィッシュレイクを目的に来るくらい人気と聞いたのでまぁ見とくか、

という気分で行ったのだが・・・

ジェリーフィッシュレイク。繁忙期は人だらけらしい

全然おらん

 

 

全然クラゲいなかった。

なんかこの日は水温が高すぎて全滅していたらしい・・・

写真のピンクのクラゲは無毒で触っても問題なく、このクラゲが無数にいるのが通常らしいが

白い有毒のクラゲの方が多く、普通に足を刺されまくった。

聞いてた話とちがう!
 
【船旅について】
 
毎朝6時に見れる朝焼け、夕方の海の綺麗な景色は1週間癒してくれた
海で眺める朝日・夕日は、空からの光を受けて反射する海がきれいでとても好き。
基本的に停泊しているので酔うことは少ないが、食事中に動くこともあるので酔った。
酔い止め必須。

【他の客・クルー】

私たち以外の客は5人で、全員アメリカ人だった
超ベテランで、世界でまだ行ったことのない場所を探しているような教授夫婦、
家族と別行動でダイビング参加していた台湾ルーツのアメリカ人、
陽気でよく話しかけてくれたパイロットのアメリカ人夫婦という面子。

私たちは割と格安な選択肢としてクルーズを選択したつもりだったんだけど、富裕層の乗り物でだなぁ・・・と思った
 

船での移動中、野生のイルカに遭遇した際はみんな朝からカメラを構えて追った
【その他・生活について】
船の上は食事・飲み物付きだったんだけど、ドル圏なので円安がきつかった~~~~

よく「NYの大戸屋で食べると5000円飛ぶ」とかツイッターで見るけど
ホントそんな感覚で、外食ランチで5000円は確実に飛び、慣れるのに時間がかかった

これは値段を見ずに頼んだら20ドル(3000円)したナチョス

空港フードコートの1600円うどん

スパム棚


 
スパム棚にはアメリカを感じた
 
パラオ観光事情】
 

廃墟の中国系ホテル
コロール市内には廃墟になった中国ホテルが多く、
なんでだろう?コロナかな?と思って調べたところ政治の影響らしい。

2018年まで、中国でパラオブームがあり団体観光客が大量に来ていたところに、
パラオの台湾友好施策にくぎを刺す意味で中国政府がパラオへの出国を制限し、
中国客向けホテルが廃墟になったという経緯があるらしい。

私が「いつかパラオに行きたいな」と思ってた中国国民だったらそんな理由で行けない国が増えるの納得いかんわ・・・・

パスポートに押される入国スタンプが署名式
数年前カンヌライオンズという広告賞をとっていて話題になった、
パラオの環境キャンペーンの一つである「誓約VISA」
通常、国のモチーフを入れたスタンプが押されるところを
各国の言語で「私は環境を壊さないことを誓います」という
宣言文が入ったスタンプに変え、署名欄に名前を記入させることで意識を向上させるもの。
広告賞で見た時も「かしこ~・・・」と感動したけど、実際にみても「かしこ~」と感動した!
 
そんなパラオは観光客からはめっちゃ観光税とるスタイルで、
自然系アクティビティにはその場所に行くだけで100ドル(一万五千円)
かかるという・・・ これはその代金を支払って得た「許可証」です
諸々で5万円くらいはとられたね

観光税払ったらもらえる許可証

財布は痛いけど払うことに納得はしていて、沖縄とか京都も観光客からもっと税金とっいいよ・・・と思った
国内客と外国客で入場料分けるとか、海外の観光地だと普通にしてるので
清水寺とか30ドルくらいとればええやんって思うよ、私は
 
 
その他もろもろ写真

地元の人がやってるチキン屋さん


公園の中にぽつんとキッチンカーがあって、いい匂いがするので立ち寄るとでかいチキンが打っていたので買った(5ドル)輸入の冷凍チキンだと思うけどBBQするとおいしい

外観のみ


何回訪れても開いてない美術館
市内にある美術館(博物館)の公式に書いてある時間を見て2回訪れるも開いていなかった回
途上国を感じます!



船のメッセージノートもアメリカン

中国系マッサージ屋さん

 

市内をぶらぶら歩いていると見つけた中国(台湾?)マッサージ屋さん
120分で45ドルと安かったので受けてみた

待っている間、このお茶を入れる専用の台でお茶をふるまってくれたんだけど
それがおいしくて、このお茶おいしい!買いたい!パラオに売ってる?と聞くと
売ってない、中国から取り寄せているとのことで、帰りにいっぱいただで持たせてくれた やさしい!

中国茶、香りが華やかでおいしい 



【まとめ】

海がきれいすぎ
疲れはしたけど、超・楽しかった旅行だった!
ダイビング好きとしてはパラオは最高。海がひたすらにきれいで、ダイナミックで、
満足いくまでダイビング!思い残すことなし
 
憧れだった「海の上で寝泊まりしてひたすらダイビングしてすごす」という生活ができて、これ以上の休暇はなない旅行ができた。
 
やっぱり南国が好きだな〜〜〜いつか移り住みたいよ
 
税金やら円安やらで旅費はけっこういったけど、30年後くらいにまた行きたい
 
 

自己肯定感という言葉が嫌い

自己肯定感という言葉がわ、わからん わからん…

 

 

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と思いはや6年ほど

 

最近やっと、もしかして自己肯定「感」じゃなくて自己肯定「力」に1文字置き換えることで納得できるんじゃない!?となった話

 

 

「自己肯定感が低い」という人の人物像はわかる気がするし、その人たちが抱えているモヤモヤ自体を否定する意図はなくて、

単純に、「自己肯定"感"」という言葉チョイスが微妙じゃない?という文句です

 

 

 

「無力感」だったり「達成感」だったり、そもそも私はあくまで「〇〇感」という単語を一時的な感情と思っている

というか使い方的に、長期的な感情に対して使う言葉ではない気がする

 

「充足感」であれ、10年以上長期間続く状態には使わなくないか…??

 

 

なのにインターネットでは、

「自己肯定感を高める方法」

「自己肯定感が低い人へ」

といった、

一時的ではなく永続的要素のような使われ方がされているから、まず日本語的に引っかかるんだなぁと思った

 

 

「感」の漢字が表す期間は置いておいて、

「感情」の作用が何になるかの話で考えても違和感である。

 

「自己肯定感」に関する言説を色々読んでいると、どうやら「自分で自分を褒められている・認められてるという感覚」のことらしい。

 

でも、そうだとしたら、「上げる」べきなのは「感覚」じゃなくて「力」じゃない???

「自己肯定力」を上げた結果、「自己肯定感」が達成されるのではないの???

 

何かが作用して、感覚を達成するんだから、作用させる「力」が必要で、「自己肯定感を上げる」という言葉にはそこがさっぱりと抜けていて、「自己肯定力を上げることで自己感が満たされます」だったら、ものすごく納得できる。

 

そう、必要なのは 力

 

 

力って、そんな頑張ってつけなければいけない物ではなく、どっちかというとテクニック的な物なので、世にある「自己肯定感本」に書いてある「凹んだ時は過去の自分の出来たことを見返しましょう!」などはあながち間違いでは無いのだと思う。

 

結局、「まぁ私そこそこ頑張ってやってきたんじゃない?そこ人と比べても今の私変わらんから、もっと頑張る」か「これでいいや〜」てするかのどっちかだと、割り切る力なんだと思う。

 

 

自己肯定力が低い、高いって、考え方の話だから生まれついてのものだと思っていて…せいかくが「しんちょう」のポケモンが、特攻を後天的に上げようとするなら、そこで必要となるのは努力値でも薬でもなく、相手の特防を下げる技とか、自分の特攻を上げる技なんよ…(急にポケモン育成の話になるな)

 

何が言いたいかというと、自己肯定感が低い自分を変えなくてもいいと思うのよ

自己肯定する力が低いかもしれない!と思って、下がった時に転換するテクニックを身につける方がいいんだと思う

 

その点で言うと、「自己肯定感を上げるために」みたいな本の内容は間違ってはないんだけど、「自己肯定感」という単語は、

「一旦上げたら永遠に上がる」みたいな使われ方をしていて良くないので、「自己肯定力を付けて、否定に入った時すぐ抜け出す方法」とかにした方がいいと思う。

その表現だと、「自己肯定感が低い自身は変わらないけど、嫌な気持ちになった時の回避行動が早くなるだけ」と思えるから、「自己肯定力が低い自分」自信を認めることができる…と思うのよね

 

 

ここまで読んだ人ならわかると思うけど、私は全く自己肯定感低くない人種です。でもそれって自分の努力でも何でもなくて、生まれつきだと思うので、「自分は自己肯定感が低い…」とずーっと悩んでる人を見ると、

「私よりめちゃくちゃしっかりしてるのに、な、悩まないで…!!自己肯定感なんて言葉に煽られないで…」と思ってしまう。

 

 

私から見ると、自己肯定感が低いと思ってる人の方が、結局努力家で絵がうまかったりするのである。

 

私はちゃらんぽらんで雑なので、そういう人のストイックなところが時々羨ましいのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旅行行きたいンゴね

私は年がら年中「旅行行きたい」と言ってるような人間なんだけど

旅行に行きたくても行き先が限定される世の中なので、私にとって旅行の何がいいのか書く

 

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旅行いいよね

普段と違う景色が見れて、行きたいところに自由に赴く程よい選択肢があるところがいい

 

旅行先で、そこで暮らす人生を想像してみたり地元の人には馴染みある古いお店を覗いみたりするのが好き

 

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そこでしか食べれないものたべるとかね これは久高島(沖縄)の海蛇汁

 

 

観光客向けの施設に行くのも好き あまり友達との旅行では寄らないけど民族資料館とか

民族資料館系は普段からしてたら思いも馳せないような古い人々の生活が記してあって楽しい

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西表カヌー

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あとは美しい海や地形、大自然を眺めるのも好き 

時間と計画があればそこで体験型のレジャーもしたい

体験型のレジャーというのは色々あるけど、地元の人に料理教えてもらう、トレッキングガイド、釣りクルーズなど。値段はかかるし前々日から予約が必要だったりするのでするときとしない時があるけど、体感的なものに参加して後悔したことはない。

私は今地引網がしたい

 

 

 

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尾道

 

知らないところに行って、その場でパンフレットや旅館の人の話を聞いて、気になる場所に行って、美味しいものを食べて、ゆったり寝て、次の日に体験したりして、楽しかったーて帰る旅行がしたい

 

 

旅行は私にとって日々の頑張りチャージでも、リフレッシュでも、ご褒美でもなく、池に石を投げ込むみたいな行為なので、波が落ち着いたらまた行きたくなる

 

旅行は、どちらかというと主語が自分の読書や映画鑑賞に近いと思う。

 

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インドネシアのジャムゥ(健康ドリンク)屋さん


 

インドネシアにいた時、最初の2ヶ月くらいは常に心に波が立った状態で、普通の生活しているだけで小石がぽちゃぽちゃ落ちてくる感覚だった。

しかし、3ヶ月もすると旅行したーい!となり、週末飛行機で出かけまくっていた。

まぁ日本からインドネシアの小さい都市に旅行するのは大変だからあちらにいるうちに、という理由もあるが、

そもそも私はどこに住んでいようとぽちゃぽちゃ波をたてていたい性格、もしくは段階なんだなぁと思う

 

 

 

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多分山梨のシャトレーゼ工場

 

昔、「旅行が嫌い」という友達がいた。

 

理由を聞くと、「旅行に行くと金銭感覚が普段とかわるからそれが嫌」なんだそうだ。

この理由は事実だし、面白いし、聞いたときなるほどねー!と納得したんだけど、今思えば普通に彼女は旅行が好きじゃなかった可能性もあるなと思う。

 

行為が好きか嫌いかなんて人それぞれの個性だとは思うんだけど、「旅行」って特に人々の憧れ、みんな余裕があればしたい、楽しいものとして扱われがちなテーマで、「旅行は好きじゃない、なぜなら好きじゃないから」ていうと「えーー!なんでなんで!?」と聞かれてしまうので、彼女なりの方便だったのかもなぁと今になって思う。もしそうなら悪いことしたかも

 

 

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草津温泉

私が旅行で嫌いなポイントがあるとすると、最終日の帰りを見越して行動しなければいけないところかなぁ。

小学生の時、キャンプの2日目午前の、子供たちは遊んでる側で大人が帰り支度しているあの時間がとても寂しかったのを覚えている。

その寂しさは、帰りの道中(電車や飛行機)で飲酒することの楽しみができたから幾分マシになったんだけどね。

 

 

 

●旅行の準備が楽しみ派ではない

 

私は人と旅行するときは、まず何泊か大体決めて、何旅行(温泉?レジャー?景色?)にするか決めて、行き先を2.3後補決めて、友達の旅行レベルや旅の目的に合わせていい感じのホテル取って…とするんだけど、この作業自体はそこまで楽しみではない。

 

たのしいっちゃ楽しいけど、旅行時の楽しみを最大限高めるための作業であってそれ自体が楽しいわけではない。できればアウトソーシングしたい。自分で組むのが1番自分が楽しいプランになって安いから自分で組んでるだけ。

 

1人旅するときはかなり雑で、1週間前に全て決まっていたら良い方、大体前日に宿取ったりする。

ただ、水曜や木曜に「今週末どこか1人で行っちゃおうか…!?」というワクワク、あれは好き

 

 

●1人旅行で好きでないこと

 

友達や家族と旅行する際の楽しみは感動の共有なんだけど、一人旅の場合は孤独を楽しむというか、海辺で読書してたいと言うか、旅人との交流はあまり好きではないと最近気づいた。

 

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一人旅アンコールワット プノンペンも行ったけどそこでスマホ盗難にあったため写真はない

 

前述の通り、体験を通して現地の人と喋り、気になった土地のことをいろいろ教えてもらったり学びがあるのは好きだけど、旅人と交流するとすぐ他の旅の話になるから、情報量過多でいらん、となる。波だった状態に新情報要らん。

 

 

●ホテルに固執しない

 

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バリのサンセット

SNSには、「旅行好き」として全国の綺麗なホテルを発信してる人たちがいる。私はああいうのはあまり惹かれない。

なぜかというと、すぐに外出るから………

 

ホテルにゆったりステイ、的なのしたことがないのでもったいない

 

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セブ島ではリゾートに泊まるもほとんどレジャーに費やす

温泉旅行とかは流石に施設のいいところに泊まるけど、海や観光レジャーメインだったら民宿とかでいい派だなぁ

 

 

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西表島陸の孤島にある民宿 民宿は人の暮らしに近くていいのよ

 

 

いいホテル、綺麗なホテルの写真を見て心惹かれないわけではないけど、ホテル情報ばっかり発信してる人は私とは旅行のスタンスが違うなぁと思う

 

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全小学生の憧れ・竪穴式住居に泊まれる場所

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中で火を焚けるが荷物が全部炭くさくなる

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カンボジアのヴィラ

 

 

ブログにも書いている通りコロナ始まって以降まっっったく旅行してないなんてわけわなく、緊急事態宣言の合間を縫って旅行しているけど

はやく気軽に元通り旅行できるようになりたいねぇ

 

 

祭囃子のその前

知らんうちに夏になってたし知らんうちにオリンピックが始まっていたので

今世中にまたあることじゃないしオリンピックについて所感を書こうと思う

 

最初に書いとくとド反対でもド賛成でもなく・・・

ただずっと、こんな状況でも「いつも通り」を目指す運営はもうちょいやりようないのかいと、反対派は目的が見えなくて、「文句」か「主張」かはっきりしてくれと思っていた(今も反対派の目的はオリンピック中止ではないと思う)

 

 

 

まず初めに私は最初から、オリンピック競技自体は楽しみでもあるし楽しみでもない

普通にマイナースポーツがテレビでやってるのみるのが楽しい、という感じ 

 

 

それよりも、日本でオリンピックが開催されることによって色々な事象が起こるから

それをみれるのが純粋好奇心として楽しみだった

(開催国で外国人がどれくらい増えるのかとか、反対意見の勢力とか、スキャンダル含め)

 

是非は置いといて、4年前のロシアの集団ドーピングとか

マンガかよ!みたいなことが平気で起こる規模の大会なので、それを間近で見れるのは滅多にない機会だと思ったから・・・

 

私が無邪気に「オリンピック楽しみ!」と言うと「そう?私はスポーツ好きじゃないからそんなに・・・」と返されることがままあったんだけど、違う、私はスポーツ好きだから楽しみなのではない 色々起こるから楽しみであって・・・

なんなら6月くらいは「オリンピック中止シナリオの方があんまり予想できなくて良いかもな・・・その後国立競技場がどういう存在として扱われるかとか・・・」て思ってた

 

オリンピック反対派の人からしたら、私みたいな日和見層が憎いと思う・・・すまん

 

 

なので、Twitterの反対意見もふんふん、わかる、それは初めて知ったな〜て感じでみていた

 

と言っても、Twitterに流れてくるのは基本反対意見なので、ネットで反対意見に浸りつつも

私の会社はスポンサー企業で五輪準備の仕事も多く、2020が近づくにつれて関係者も規模も増えていく実感が増すので、不思議な違和感を抱えながら過ごす4年間だった。

 

だって、東京に住んでたら「いやよっぽどのアクシデントが起こらなければ中止にはならないだろう」って実感あったよ。4年前から横断幕やホストの告知、街を上げてのスポーツ意識向上の取り組みとか多いし・・・

かけてきたお金とか、これからかかるお金とか抜きにして、「4年前からやる前提」だったから、それをわかった上で文句を言うか、把握せずに自分たちが正しいことを主張して、みんなが自然に同意してくれて、「オリンピックやめようか」になると思ってるのかって全然違うよと思った。

 

 

と言うことで、私は「やる前提出汁、やるんだろうなぁ」と思いつつも、反対派の意見は見てたし推進派も全然ちゃんとしていないなぁと思った5年間でした。

下記、反対派の主張について思うところを書く

推進派は推進派で大したこと言ってないので思うところない

 

 

 

●ぜんぜん復興五輪になってないじゃん まだまだ被災地ほったらかしじゃん 意見

 

それはそう 出汁に使ってんじゃね〜って意見

対外的に復興したアピールする必要あるのはわかるけど(農産物の輸出的にも)

もうちょい実質的に現地の人に寄り添ってくれと思う 

物理的に放射能廃棄物とか立入禁止区域とか解決してないから!どこまでやる問題は絶対にどこまでやってもあると思うけどさぁ・・・・

 

 

●そもそも国単位でメダルとかで盛り上がってるのが嫌い

 

これもわかる サッカーW杯とかも嫌いなパターン。

私も高校の体育大会とかはあんまり好きじゃなかったから・・・

なぜなら実態以上に「盛り上がってることや一体となっていること」に陶酔する人たちがいるから

 

4年に一回しかないから気にならないけど毎年だったら嫌かな。

私も駅伝とか好きじゃないもん(大学という存在が好きじゃない)

 

コミケがオリンピックに潰された恨み

 

国際展示場が使えなくて困るのオタクだけじゃないのに国際展示場=コミケみたいに

思ってるオタクが多くて痛いな・・・と思って見てた

普通にいろんな毎年やってる展示会も割食っとるわ!!!!

ツーリズムエキスポなんて東京開催を沖縄開催に変更しとるんやぞ

 

恨みはわかるがオタクが痛いって話

 

 

●政府が気に入らん 

 

それはわかる

こういう人たちが「ワールドトリガーを全世界に読ませるべき」のノリと同様に「オリンピックを中止すべき」「やらんでええねんオリンピック」て言ってるのが一番納得いったというか、表現と主張に乖離がなかった

 

殺人事件があった施設を聖火リレーに組み込む案とか、「利用してる」て思われることをすんなて

 

 

●「税金の使い道的に無駄」論

 

これ、言ってることは間違ってないと思うんだけど

細かいシュミレーションがみたい

オリンピックに使われたお金も泡になるわけではなく、ある程度のレガシーとしての効果にはなると思うのでオリンピックに使わず別の用途に使った場合に見込める効果などの比較が欲しかった あったら教えて

 

 

色々汚い論(賄賂のはなし)

 

他の国も招致のために献金してないワケはないと言うことは置いといて、

賄賂したから招致決定取り消し!にならないんだな〜と思った

つまりIOC

 

IOC調子のってんな論

 

これはそう オリンピックを世界全体のイベントだと思いすぎ

インドネシアの人たち「オリンピック・・・?日本なの?へー」て感じで、彼らはアジアゲームしか興味なく、きっと一桁人数しか選手がいない国などではオリンピックって存在感が薄く、先進国のお祭りでしかないのかもな、と思った

話長いのは置いといてバッハマイクロビキニ部は善意はいいがわかりづらい ネットの悪いとこ出てる おネロリ天皇みたいな…うーん

 

 

まだまだあるけどキリないから置いとこう

 

とにかく私が最初から最後まで気になったのが、

「文句を言う」姿勢を示すために言っているのか、本気で中止させるために言っているのか

判別がつかない人が多かったこと

中止!中止!と言うわりに中止までのシナリオが全然立ってなくて「4年間言い続けるの!?」て思ってた

もし反対派が戦略立ててたら、コロナほどのビックチャンスがあったらひっくり返す可能性は0じゃなかったと思うよ

 

 

●コロナ禍でやることの是非

 

コロナが流行って延期が決まった2020年の6月頃に、乙武氏と反対派の宇野常寛氏のオンラインセミナーを見たんだけど

このセミナーで、反対派の宇野さんも「多分ここまできたらやることはやるんだけど、時間ができた分日本の技術力でしか出来ない新提案型のオリンピックをしてほしい、競技によっては日本以外で開催する(技術力で解決する)とか」

と言っていて、それはそう、と思った

 

正直コロナの状況は読むことは難しいし、是非もわからないけど(オリンピックのせいで確実に感染者は増え、確実に死ぬ人は出ると言う主張も正しいが、それを人殺しと表現したり命を守るためにオリンピック中止と言うのは難しい、コピー力が足りない)

私は何も言えないが・・・・が・・・・・

 

もともとオリンピック反対派だった人たちが、

「コロナがこんな状況なのにオリンピックするのはおかしい!!」て主張するのは、

状況冷静に見ていっているのか、自分達のオリンピック中止にさせたい論の補強としていっているのか、後者ならきついなと思った

「コロナがこんな状況なのに状況に合わせて臨機応変に最適な対応を取らず自分たちのやりたいことを強行する政府はアホ」だったらわかるんだけど

 

 

●電・・・が嫌い

 

わかる 作品のクオリティは高いんだけど

消費者に対して誠実であろうと微塵もしてなくて私も好きじゃない

ネットの企業叩きはあんまり同調したくないと言う擁護の気持ちはあるんだけど

同業界からみても「一回解体した方が良くない?」て考えることの方が多いからな

 

 

●やるならポジティブにやろうぜ意見

 

いまいちムードが高まらなくて、経済効果的にもったいなくない・・・?と言う

こういうの↓

三浦崇宏 GO on Twitter: "ふだんはこんなこと絶対SNSには書かないんだけど。情報戦略のプロとして、そして一人の国民として、オリンピックと緊急事態宣言について考えたこと。… "

 

逆にこういうイメージ操作をしっかりと行える政府の方が恐ろしいわ!

GO三浦氏は広告的には天才なんだけど、倫理観が欠けててこれで簡単に操作できちゃう危うさわかっとるか!?と思う

多分これで操作できる人間のことをあまり同じ人間として認識していない、彼は

 

いや、今の「必死に頑張って実現した五輪」感も怖くないことないけどさ・・・

まだマシだわ・・・・

 

 

オリンピックボイコットする、とかは全然間違いじゃないし、オリンピックに盛り上がってる場所で「いや、私はオリンピックずっと反対だから」て主張する人も絶対間違ってない 水差すな、とか私は思わない

 

 

この記事で私が言いたかったことはマジで何もなくて、今色々な出来事があってそれに対して思うことを書き留めたかっただけです 

日和見だけど、日和見なりにいろんな意見はちゃんと納得するまで読んで考えたから意見があったら教えてほしい・・・て感じ 

むしろ

 

馬術とかサーフィンとかが楽しみです

スポーツ苦手だけど知らないレジャーは好きなので

 

 

 

ワークとバケーション

コロナ禍で私の仕事はほぼほぼテレワークになり、世間的にも「どこでも働けるんじゃね?」てムードが高まり、ワークとバケーションを組み合わせた「ワーケーション」を各旅行会社が企画している。

 

先月、会社のアレでそれに参加できる機会があったのでなんとなくレポート

 

 

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【期間】一週間

【場所】都内から2時間で行ける場所

【やったこと】リゾートホテルに滞在しながら仕事

 

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コロナ禍かつ梅雨時期でゆとりのあるリゾートホテルに泊まりながら、この部屋でひたすら仕事をしていた。

 

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なぜならホテルがめちゃくちゃ山で、周りに何もなく海まで歩いて20分かかるから。

 

7時に起き、ホテルの朝食を食べ、6時まで働き、散歩し、夕食を食べ、温泉に入り、寝るの毎日だった。

文字にすると最高では???てなるかもだけど、ホテルの自室で黙々と仕事をするのがなかなかキツい。

 

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さすがリゾートホテル、ご飯は最高で、ぷりぷりの刺身やフレンチのコース料理が日替わりで出てきた。エンゼル係数バグるからやめたくなるくらい

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6時以降は自由なので、散歩で海に歩いて行き、夕陽をぼーっとながめたり。

 

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とっぷり日が暮れるのを眺めるのは気持ちよかった。やはり海はいい

 

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ど田舎なので、野生の鹿がたくさんいた。

 

会社の先輩が、「夕方、変な獣の鳴き声しない!?」と言うので鹿かと思って次の日耳を澄ますと、なんてことないウシガエルの鳴き声だった。都会に育つと聞かないよね…

 

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3日目くらいになると流石に部屋での仕事に飽き出して、テレビ会議を浜辺でしたらオシャレなのでは!?と思い浜辺に向かうも、波の音がうるさくて会話ができないという結果になった。

 

 

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これはコンドームの自販機 初めて見た

コンビニないからこういうの必要なのね

 

 

最終日はいよいよ海がすぐ近くにあるのに夕方しか行けないことにやってられなくなって、昼にサボ…アイデアを出す為に海辺に移動した。

 

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天気も良く、非常に美しい海が見れて私は満足です

 

海辺のカフェで仕事しようと思い2時間くらい歩いたけど、この時期に空いている海辺のカフェなどなかった。

ワーケーション導入を考えている地方自治体は電源があって波音がうるさくなくて景観がいい場所にカフェを作ってください。

 

平日の昼間のリゾート地の海は、サーフィンを楽しむミドル、犬を散歩させるモデルみたいなオシャレな女性、定年退職した夫婦などがのんびり過ごしていて、人生ゲームの上がりのコマだなぁと思った

 

駅から遠い民家では、腰の曲がったおばあちゃんが漁道具の手入れをのんびりしていたり

死ぬほど働いて年金めちゃくちゃ貰って行き着く先がここの人生かのんびり港町で暮らすか選ぶなら…と考えてしまう

 

65になったら急に「ハイ!あなたは今から自由に過ごしていいですよ」て急に言われるってどんな感覚なんだろうなぁ

 

 

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ワーケーション、体験としては良かったが

5日目にはかなり帰りたくなっていた。

普通にバケーションで来たいです。

仕事2、バケーション8でならやりたいけど

仕事10の状態でリゾートに来るのはは勿体無いよ…

 

 

もともとワーケーションに参加した理由は、単純に「(会社の実験で)ただでリゾートに滞在できるのめちゃいいじゃん」という軽い気持ちで、社内の公募を見てすぐ手を挙げたんだけど、集まりは芳しくなかったそうだった。

 

旅行好きって、思ったほど多くないのかもね

コロナ後に何をしたい?みたいなアンケートでは旅行が一位みたいなデータを見過ぎで勘違いしてたかも

 

 

仕事2遊び8の人生がいい