とろ

なんとかならないか考え考え日が暮れる

旅がしたい

旅がしたい。
 
旅行じゃなくて旅がしたい。
 
 
どこへ行くともわからない、明日何を食べるのかも決まらない、漠然とした旅がしたい。
 
 
 
目標がなく無為に旅をするのではない。
 
ポケモンマスターになる」的な、ふわっとした未来へのベクトルは持ちたい。
 
 
 
ここでいう「旅」は世界一周とかそういうものに限定しない。
 
ただ、見たことのないものを見て、感じたことないものを感じて、
その時しかできない体験をしたい。
 
 
 
今、会社員として過ごす毎日は、ある時は旅かもしれない。
だから、広義でいえば今は旅の途中である。
 
いつ結婚するとか、いつまで務めるとか、何を食べるとか、まったくノープランで、
フリーランスになりたいなぁという漠然とした夢を持ちながら続ける旅。
やめようと思えば自分の意志でやめられるし、帰る場所もある旅の途中。
 
 
ただ、ずっとこの旅を続けたいという意思はなく、やはり世界を回っておきたい。
 
 
 
 
世界一周が旅じゃないといいつつ、そう思うのは
単純に世界が魅力的で、私が自然が好きだからだと思う
 
これが、私が最新技術や高層ビルが大好きで
大自然なんかに微塵も興味がなければ、
会社員としての生き方を私のしたい旅と位置づけて
ずっと東京で暮らしていたと思う。
 
 
 
 
なぜ、旅がしたいのか。
 
なぜ、貯金してたまに海外旅行をする、
貯金して3カ月で世界一周旅行、じゃだめなのか。
 
 
私の理想の旅 は何なのか。
 
 
 
たぶん理想の旅なんてものはなくて、具体的に描かない方が良いんだと思う。
 
 
私が旅をしたい、と思うのは、
「世界放浪は今しかできない」
と考えているからだ。
今しか見れないものが世界にはたくさんあって、それを見ることはリタイアしてからではかなわないからだ。
 
 
自由に歩き回って
また、子供を産んだり、家庭を持ったりするとそれもできなくなる。
 
子供を産むのも仕事を頑張るのも
すごく幸せなことなのはわかる。
 
私の旅欲求と理由はとても現実逃避的だとも思う。
 
 
ただ、今はこう考えている。
これを目標に、今仕事している。
 
 
これは、自分で否定すべきことでもないので、
しばらくはこの漠然とした目標で行こうと思う。